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私たちがつむぎです。石川能登から南丹へ、前田敦子の場合。

初めまして。つむぎのメンバーの前田敦子です。名前が目立ちがちですが、つむぎのセンターというわけではありません(笑)。

私は生まれは石川県の能登半島のど田舎です。故郷が大好きなので、田舎がだんだんさびれていっているのが悲しくて、今いる京都の田舎で地域おこし協力隊になりました。その辺のことは協力隊のときに仲間が作ったブログの中で書きましたので、そちらをご覧ください。http://inaka-iju.life/2017/10/19/nantan/ 2018年8月に協力隊は卒業し、今は普通の人として南丹市で暮らし続けています。

南丹市に住む前は、長岡京市という、京都市や大阪のベッドタウンのようなおだやかで便利な街に暮らしていました。

けれど仕事を辞めてからお金を使わないようにしていたら、行く所行く所(図書館や公園、本屋の立ち読みなど)退職後のご老人たちと一緒になってしまい、「働き盛りな自分がこれではだめだ」と思っていました。

南丹市でも協力隊が終わったら、起業も就職もしていない私は「またあの生活に戻ってしまうのではないか?」と懸念していました。しかし実際に今は、忙しすぎて退屈する暇がありません。

Q 街に住んでいた自分と何が違うのでしょう?

今は地域や人とのつながりができ、いろいろなところから手伝いを頼まれます。自宅にいても季節に応じて様々にやることがあります。その2つにより、生活がやることで常にいっぱいなのです。お金はあまり稼げませんが、使うことも少ないです。そして満足度は都会にいるときとは比べ物にならないくらいアップしました。

A 地域や人との繋がりができたこと。

今思えば、都会でも人とつながる生活をしていたらもっと満足度が高かったのでしょう。でもあの頃は、習い事にお金をかける以外に、プライベートで人とつながる方法を知りませんでした。逆に南丹市に来てから協力隊を通して長岡京市のNPOに知り合いができ、長岡京市の別の面が見えて楽しいです。

田舎暮らしを選んだ理由

都会も田舎も関係なく、満足度の高い生活はできます。私は昔の人が自然とつながって生きてきた生活に興味があるので、田舎に住むことを選びました。この選択をして良かったと思っています。

これまで開催した行事やイベントをご覧ください。

あたたかい空気、優しい笑顔があふれています。私はこれが大好きです。

大好評だったつる籠づくり
農村民泊で来てくれた都会の中学生としめ縄づくり、みんな笑顔
改めてその面白さに触れられた篠山街道散策

願わくば都会に住む人も、自然との暮らしの楽しさを知ってほしいと思います。住まなくても、通ってきてもらえるようなイベントを今後していきたいと思います。都会に近い南丹市ならではですね!

つむぎの活動、今年は移住ガイドブックの取材では地域おこし協力隊で培った人との繋がり、ローカル情報、特に田舎暮らしを大切に守っている地域を担当しています。はじめましての方との出会いもあったり、本当に、普通の暮らしに戻ったはずなのに忙しく毎日あちこちしています。ぜひ応援してください。

 

京都の田舎で暮らしてみたい

\日本初!民間で作った移住ガイドブック「楽しい移住」/京都の里山、南丹市に移住した女子3名が作りました。8組の先輩移住者に徹底取材、多様な生き方暮らし方”これからの移住スタイル”をご紹介。実は知らなかった田畑の取得方法や古民家購入のノウハウなど。2019年3月発刊、全104ページオールカラー読み応えたっぷり。

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